生きたいように生きればいい

入院1日目：
知人が送迎してくれて、無事入院もでき、薬の効果も有り痛みもなく、今の処の感想は、快適に過ごせそうだという感じだ。

食後、就寝前の各1錠を飲む予定だった薬が、入院に際し一度整理をすると言う理由で出なかったのだが、薬の効果と言うのは効いているうちは意識はしないのだが効き目が薄れて痛くなってくると、あ〜薬の効果は有るんだなと、嫌でも認識させられる。
これの何が嫌なのか…つまりは根本的には病気は治っていないという証明になるからなんだが…。

　癌の場合は、薬を飲んでいないと意識せざるを得ない痛さが来るが、心筋梗塞の場合はステルス攻撃で血管を詰まらせるので、最後のその時には、アッという間に殺される。
どちらが楽に死ねるかといえば、心筋梗塞の方が圧倒的に楽だわね ??
胸の痛みが少し有るが、心臓の血管が詰まってしまえば脳に行く血液は止まり、次に目が見えなくなり、耳が聞こえなくなってくるが、これが数十秒で起き始める。
この時、全身の筋肉も弛緩して来るので、人によっては脱糞をしてしまう場合もあるそうだが、私の時もそんな感覚が有ったように思う。

その頃は、1年間も薬を飲まずに放ったままだったが、ここまで来れば死を意識せざるを得ないので、何をやったか??
最初にやった事はヤバい電話番号と残っていた履歴情報の破棄…、これで私の身の潔白は証明されると思い込むお馬鹿さんだったが…。


今回の癌は未知との遭遇で、心筋梗塞で死ぬ予定が、ここで癌を体験させてくれるとは、何と慈悲深い神の御厚意による最後の最後のドンデン返し！！ストーリーをしっかり変えられ、経験の無い体験なんで、どうなるやら??

まぁ、抗癌剤治療が無い分は楽そうだが、どの程度楽なのか?!
強力な鎮痛剤に漬かって脳がアッパラパーになっちゃったら、書けなく成りそうだが、書ける処まで書きますわね??

　部屋のPCは１セットは友人に形見分けで、1台は病室に在る。
結果論として何が一番良かったか??
独り身のアパートで、腐るまで発見されない事への回避！！心筋梗塞はこの恐さが有った。
取り敢えず、死に真面目に向き合た1日目の感想でヤンス。